リサイクルパーツ

リサイクルパーツ・リビルドパーツについて

リサイクルパーツやリビルドパーツでの修理が可能です

新品部品以外での修理をご希望の方は、お見積りの際にご相談ください。

リサイクルパーツは新品部品に比べて安く修理できる可能性があるため、ご依頼を多くいただいております。特にバンパーやドアなど外装の損傷に関しましては、付属部品がついてくるリサイクルパーツも多いため、修理時間が短縮される可能性もあります。
※リサイクルパーツは一点物ですのでご用意できない場合もございます。あらかじめご了承ください。

リビルドパーツにおいては、パーツメーカーによる品質保証が付いている場合も多いため、リサイクルパーツより安心して取り付けられます。

リサイクルと環境

リサイクルパーツ・リビルドパーツとは?

リサイクルパーツ(中古品)

リサイクル(recycle)パーツとは、廃車となった車両から、まだ使える部品を取り外した中古部品のことです。
全国の在庫をインターネットで検索します。実際の商品を手に取って見ることはできませんが品質ランクや状態を画像で確認できます。

◆リサイクルパーツの特徴
エンジン、ミッション、ドアなど多くの部品が組み立てられて構成されているものに関しては、組み立てる工程が不要になるため、修理の仕上がりが早くなります。
品質は新品やリビルドに劣りますが、価格は最も安いです。
※希少な部品では、まれに新品より高くなることがあるので注意が必要です。

中古部品

リビルドパーツ(中古再生品)

リビルド(rebuild)パーツとは、リサイクルパーツ(中古部品)を一度分解して、消耗品の交換や清掃、表面塗装を施し、新品同様に組み立てた再生品のことです。

◆リビルドパーツの特徴
内部の消耗部品を新品に交換してありますので、性能や耐久性は新品と差がありません。
また、修繕を施したメーカーで保証を付けている場合が多いので、交換後に故障しても保証で再交換が可能です。
価格や品質は、新品とリサイクルパーツの中間で最もお勧めしたい選択肢ですが、品数は少なく適合品が見つかりにくいところが難点です。

リサイクル・リビルドパーツを使用するメリット

修理費用をおさえられる

新品部品と比べると、リビルドパーツは1~3割ほど、リサイクルパーツは3~5割ほど部品代が安くなる可能性があります。
また、同色で同型の部品であれば、板金・塗装や組み立ての作業が必要なく、その分の作業費用も削減できます。

コスト

修理時間の短縮

リサイクルパーツの場合、同色で同型の部品が見つかれば、板金・塗装の時間を省けます。
それに比べ新品部品の場合、組み立てたり、お車の色に合わせて塗装する必要があったりと部品準備に時間を要することがあります。

時短

地球環境にやさしい

自動車部品は精巧に作られていて、一つの部品を制作するには多くの資源とエネルギーが使われています。部品を再利用することで限りある天然資源の消費を抑制し埋立処分量を削減でき、新しい部品製造に使用される資源・エネルギーの使用も抑えられ、地球環境保全につながります。

環境とエネルギー

リサイクルパーツ使用例

リサイクルパーツとはつまり中古部品なので品質に不安があるかたも多いのではないでしょうか。

当社では品質の基準として走行距離や年式はもちろん、使用していた地域や錆の具合なども確認します。

当社で実際に使用したリサイクルパーツと交換前後の画像をご覧ください。

状態の良いものをデータと経験で厳選

地域によって錆が進行しやすい地域とそうでない地域がありますが、可能な限り錆の少ない商品を全国から探して取り寄せます。

錆の進行が始まっている商品しか見つからない場合でも、錆を落として防腐剤を塗布します。

交換料金が抑えられる方法も加味します

赤い線で囲われている部分が交換予定の箇所です。

全体的に錆が進行していて、穴が開いている箇所もあります。

新品で交換する場合、細部まで分解が必要になると交換料金が加算されていきますが、まるごと交換することで料金が抑えられる可能性があります。

交換後は防腐剤を塗布するので見た目も大きく変わります。

東北では融雪剤による腐食が激しいため、当社では必ず防腐加工を施します。

交換箇所以外にも隣接する部品に塗布することがあります。これは長く乗っていただきたいと言う当社からの気持ちです。もちろん追加料金はありません。

交換前のリヤブレーキ・バックプレートです。

穴から内部の部品が見えています。もちろん危険な状態です。

交換後はアライメント調整、ブレーキ調整を実施します。

この車両の場合、最終的に部品価格が約4万円安くなりました。

リサイクルパーツ使用の注意点

インターネットの普及によって、誰でも簡単にオークションやフリマサイトでリサイクルパーツの購入が可能になりました。

「自分で購入して持ち込んでも良いですか?」と、お問い合わせを受けることがありますが、トラブルや注意点が多いので当社ではあまりお勧めしていません。

※持ち込みの詳細については『部品・用品の持ち込みについて』をご覧ください。

リサイクルパーツで最も多いトラブルは『不良品』

リサイクルパーツには品質の保証をしない『ジャンク品』が多く存在しますが、安く済ませようとするとこのジャンク品が選択肢に入ってきます。

購入者からすれば『運が良ければ使えるかも』と思って購入しますが、ジャンク品の多くは不良品です。不良品とわかっていても『動作未確認』と曖昧にすることでノークレームノーリターン(返品不可)としているためお勧めしません。

当社にお任せいただければそのような労力も心配も不要です。

部品の適合確認が難しい

車の部品は、同じ車種や年式でも細かい部分で異なる仕様になっているのは珍しくありません。

例えば中古のドアでも以下のように異なる場合があります。

・ボディーカラーの違い
・グレードによる形状の違い
・グレードによるモールディングの有無
・グレードによるガラスカラーの違い
・グレードによる安全装置の有無
・仕様による内装色の違い
・オプションによるバイザーの有無
・オプションによるスピーカーの有無

これらの違いは新車購入後にユーザーが手を加えた可能性もあるため、データだけでは判断できません。実際に画像を見て判断するしか方法はなく、画像で判断できない場合は交換することも想定して注文する必要があります。その場合、お持ち込みであれば交換工賃が追加となりますが、当社にお任せいただければそのような心配は必要ありません。

一点物なので決断はお早めに!

リサイクル部品は一点物なので売れてしまったらまた探す必要があります。

次はいつ出てくるかわからないのがリサイクル部品です。売れてしまう前に決断してご連絡ください!