部品・用品の持ち込み料金

部品・用品の持ち込みについて

修理時の部品やオーディオナビ・ドライブレコーダー・ETC・タイヤ等のお持ち込みは可能です

当社では、修理時に必要な部品やタイヤや用品(ナビなどを含むオーディオ・ドライブレコーダー・ETC等)のお持ち込みによる修理や取り付けは可能です。

ただし、いくつか注意点がありますので、ご確認・ご了承のうえでお持ち込みください。

お持ち込みの料金

お持ち込みいただく商品を交換する際に必要な作業工賃(交換料金)の30%がお持ち込み料金となり、作業料金+お持ち込み料金がご請求額となります。

例えば、お持ち込みをしない通常の作業工賃(交換料金)が8,800円の場合、お持ち込みをすると8,800円+2,640円=11,440円になります。

注意点

◆車検に適合しない部品の取り付けは出来ません。また、車検適合品かの確認はお客様でお願いします。
◆お持ち込みいただく商品が、現車に取り付け可能かどうかの適合確認は、お客様でお願いします。
◆お持ち込みいただいた商品に不具合があった場合の、返品及び保証交換の手続きや発送はお客様でお願いします。
◆取り付けキットや配線の不足などが発生した場合、必要部品の追加注文はお客様でお願いします。
◆取り付けキットや配線の不足などにより取り付けが困難となった場合でも、途中までの工賃をお支払いいただきます。
◆中古部品におきまして、取り付け前の動作確認はお客様でお願いします。
◆加工が必要なものや取り付け説明書の無い海外製品は、別途料金が発生する場合があります。
◆部品や用品の、当社への直送は受け付けておりません。
◆オークションやフリマサイトで購入した商品の状態確認はお客様でお願いします。

部品や用品お持ち込みのよくある疑問・質問にお答えします

整備工場で『部品の持ち込み』をすると、追加料金が発生したり作業をお断りされたりと、皆さんにとっては納得がいかないことも多いのではないでしょうか。

ここでは、整備工場の事情を正直にお答えして『部品の持ち込み』についてご理解いただきたいと思っています。

Q:どうして追加料金が発生するのだ?

整備工場では部品販売の売り上げも見込んだうえでレバーレート(1時間当たりの作業工賃)を決めています。部品販売の売り上げが見込めない場合は、追加料金を頂くことでサービスの提供と経営維持のバランスを保っています。

Q:どうして工場に直送してはいけないのだ?

個人宅への配送が出来ない商品のほとんどがタイヤやバンパーなどの大きな商品ですが、大きなものを数日置いておくことは工場内の作業効率の低下につながります。限られた敷地内で効率よく作業するためには、整備工場の営業日、営業時間、入庫状況や管理状況を見て発注する必要があります。

また、オークション等の商品は届いてすぐに商品の状態を確認しなければ保証されない事が多いですが、落札時の状況を購入者以外の第三者が把握することは難しいためトラブルになりやすいです。

さらには、作業の手を止めて商品を受け取ることや、内容物の確認、状態の確認、保管・管理することも現場にとっては負担になります。

「持ち込みじゃなくても同じでしょ?」と思われがちですが、整備工場で準備する場合は、いつもお願いしている部品屋さんに注文します。問題があっても部品屋さんが対応してくれますし、営業日や置き場所も部品屋さんは知っているので、負担になることのほとんどが省けるので作業に専念できます。

Q:小さい部品なら直送で受け取ってもらえるのか?

『どこまでのサイズを大きいまたは小さいとするか』などの煩雑なルール設定と教育が必要になることから、サイズに関わらず直送を受け付けていない工場が多いです。

また、ポスト投函の商品は受け取りの証明が残らないため紛失のリスクがあります。紛失した場合は誰が弁償するのかと言った話に発展するので、整備工場にとっては損でしかありません。

Q:どうして初期不良の対応をしてくれないのだ?

初期不良の問い合わせには、相応の手間と時間がかかります。特に、安価な海外製品では交渉が難航することもあります。

「持ち込みじゃなくても同じでしょ?」と思われがちですが、少し違います。

整備工場で商品を準備する場合、商品は部品屋さんから仕入れます。仕入れ価格はインターネットで購入するより高いかもしれませんが、部品屋さんが初期不良などの交渉をしてくれるので、整備工場の負担はありません。

追加部品が必要になった時に、どうして工場で準備してくれないのだ?

お持ち込みの本体製品は保証対象外で追加の取付キットは保証対象、といった複雑な保証内容になるのを防ぐためです。

Q:全く受け付けてくれない工場があるのはなぜなのだ?

これまでに説明した内容のまとめのような話になりますが、レバーレート、追加料金、保証のルール、トラブル時の対応などを含めた『部品持ち込みの時の対応』を会社内でルール化するのは難しく、スタッフ毎で対応や料金が違ったり、手間がかかる割に売り上げにつながらない事も多いです。

専門的な知識が必要なため教育にも時間がかかります。ルールを統一するために時間をかけて教育しても、年収が低いと言われている整備業界では退職者が後を絶ちません。

それならば、ややこしいことはせず自分たちに出来る方法で会社と従業員を守っていきましょうという工場があることもご理解いただきたいです。